レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は、コオロギなどの昆虫を食べるトカゲです。
「外で捕まえたコオロギをあげたら、エサ代がかからなくていいかも!」と思う人もいるかもしれません。
でも実は、それはレオパにとって危険なことなんです。
この記事では、野生のコオロギをあげてはいけない理由と、安全にあげられるエサについてわかりやすく説明します。
野生のコオロギをあげちゃダメな理由

なぜ野生のコオロギを与えてはいけないのか、その理由についてみていきましょう。
病気や寄生虫のリスク
外で捕まえたコオロギには、目に見えない病気のもとや寄生虫(きせいちゅう)がついていることがあります。
寄生虫とは、他の生き物の体にくっついて栄養を吸い取る虫のことです。
レオパが食べると、お腹をこわしたり、元気が出なくなったりする危険があります。
農薬やよごれの心配
田んぼや公園にいるコオロギは、農薬(のうやく)や車の排気ガスなどを体にためこんでいることがあります。
農薬とは、虫を殺すために畑などで使われる薬のことです。
これらを食べてしまうと、レオパの体に悪い影響をあたえてしまいます。
栄養がわからない
ペットショップで売られているコオロギは、レオパに必要な栄養があるエサを食べさせてから売られています。
でも、外にいるコオロギが何を食べていたかはわからないため、レオパに必要な栄養が足りないかもしれません。
レオパにおすすめの安全なエサ

どんなエサを与えれば安全なのでしょうか?
ペットショップのコオロギ
お店やインターネットで買えるコオロギは、清潔な場所で育てられていて、栄養もしっかりと管理されています。
安心してレオパにあげられます。
近くのペットショップやホームセンターで手に入ります。
ネットでも売られていますよ。
デュビアやレッドローチ
デュビアやレッドローチは、ゴキブリの仲間ですが、栄養が豊富でレオパにぴったりのエサです。
コオロギよりもにおいが少なく、育てやすいのもポイントです。
私はやっぱりなんとなく抵抗はありますが、ペットショップの店員さんにはとてもおすすめされます。
人工フード
虫をさわるのが苦手な人でもあげやすい、レオパ専用の人工フードもあります。
人工フードとは、栄養バランスが考えて作られたエサのことです。
忙しいときの補助食としても使えます。
ちょっと高いですが、手軽に栄養をとるにはとても便利ですね。
エサ代を節約する工夫
- コオロギやデュビアを自分で育てて増やす。
- 人工フードと虫を組み合わせて使う
こうすることで、安全にエサ代を安くすることができます。
まとめ

野生のコオロギには、病気や農薬、栄養不足のリスクがあるのであげてはいけません。
安全なエサは、ペットショップのコオロギ、デュビア、人工フードです。
レオパが元気で長生きできるように、安全なごはんをあげましょう。